ドラッカーに学ぶ「ニッチ戦略」の教科書(著者:藤屋伸二)の感想

久しぶりにダイレクト出版さんの新刊『ドラッカーに学ぶ「ニッチ戦略」の教科書(著者:藤屋伸二)』を読みましたので、感想を紹介します。

結論としては、この『ドラッカーに学ぶ「ニッチ戦略」の教科書(著者:藤屋伸二)』はオススメできる本です。

この本は特に、競争が激しくて、本業でも副業でも、自社(自分)のビジネスを他のライバルと「差別化」することに苦労している人に読んで欲しいと思います。

なぜなら、この本を読むことによって、自社(自分)を「差別化」するのではなく、「独自化」することで、競争のない、戦いのない状況を作り出し、負けることのない世界を作り出す方法が理解することができるからです。

ドラッカーが嫌い

でも、実は、僕はドラッカーが嫌いでした。

なぜなら、昔の僕は生意気にも、「現実の経営の現場は学者の先生が屁理屈が通用するほど、甘い世界ではなく、そんな絵空事で経営ができたら、みんなが億万長者になってしまうじゃないか!」と本気で考えていたからです。

「たった1冊の本を読んだくらいで、この毎日の苦しい状況から脱出できるわけがない」

と考えていました。

でも、ビジネスの現場を長く歩んでくると、ふと「本当にこのままでいいのだろうか・・・」という渇きにも似たような心の声が聞こえてくるようになりました。

その心の声とは、「何が正しくて、何が間違っているのかの見分け方が知りたくてたまらない」という欲求でした。

毎日、真剣にビジネスに取り組んでいると、嫌でも見せられる世界があります。

それは、成功している事業とそうでない事業、成功している会社とそうでない会社、そして、成長している経営者とそうでない会社です。

同じ人間なのに、どうして、こうも結果が違うのだろうか?

その秘密を知りたいと思い、調べれば調べるほど、分かってきた事実があります。

それは、成功している経営者の多くが、かなりの高い確率で、マネジメントの父と呼ばれているP.Fドラッカーの書物を愛読書としていることでした。

つまり、多くの名経営者の座右の書が、P.Fドラッカーの書籍であることの確率が恐ろしく高いのです。

この事実は無視できません。きっと、P.Fドラッカーの書物には何かの成功の秘訣が隠されているはずです。

そこで、最初はP.Fドラッカーの知識を自分のビジネスに役に立てようという気持ちはさらさらなかったのですが、P.Fドラッカーの代表作と言われている「マネジメント 基本と原則」(著者:P.Fドラッカー、編訳:上田惇生)を10年ぶりに読んでみました。

そうしたらビックリ!

本を読むというより、本の文字が自ら、意思を持って僕の目に飛び込んでくるような不思議な感覚に包まれました。

特に、本の中のこの言葉を目にした時には、凄く大袈裟に聞こえるかもしれませんが、体に電流が走ったような感覚を覚えました。

例えば、この言葉、ちょっと長いですが引用し、解説したいと思います。

僕はP.Fドラッカーのこの言葉にシビれました

企業とは何かを決めるのは顧客である。なぜなら、顧客だけが、財やサービスに対する支払いの意志を持ち、経済資源を富に、モノを財貨に変えるからです。しかも顧客が価値を認め購入するものは、財やサービスそのものではない。財やサービスが提供するもの、すなわち効用である。(マネジメント 基本と原則(著者:P.Fドラッカー、編訳:上田惇生)16頁から引用)

あなたにも、心当たりはないでしょうか?

企業の中で働いていると、知らず知らずのうちに「今月は売り上げが足りない・・・」「自分たちの商品・サービスを売るためには、どうすればいいのか・・」という感じで、自分たち中心に物事を考えてしまいがちです。

でも、このP.Fドラッカーの言葉を聞くと、真実は全く逆だということに気付かされます。当たり前のことのようで、なかなか理解できないことですが、やはり、すべては顧客から始まり、顧客こそが「企業とは何か」ということを決める唯一の存在だということ。このことは、ビジネスを行う者であれば、誰もが心に留めておかなければならないことだと思います。

企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである。マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。(マネジメント 基本と原則(著者:P.Fドラッカー、編訳:上田惇生)16頁から引用)

これまた、会社の中にいると、とかく管理部門が自分たちのためだけのルールを作りたがり、それをすることで仕事をした気になっていることがありますが、このP.Fドラッカーの言葉を聞いたら、背筋も凍る思いがします。

だって、企業の目的は、顧客の創造であり、マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらすのだから、それ以外の仕事が主になってしまったら、企業は目的を果たせずに衰退していくばかりになってしまうからです。

こうしたことも、P.Fドラッカーを読まなければ、当たり前のようで、なかなか気づけないことです。

マーケティング-顧客の欲求からスタートする

企業の第一の機能としてのマーケティングは、今日あまりにも多くの企業で行なわれていない。言葉だけに終わっている。

(中略)

これまでマーケティングは、販売に関係する全職能の遂行を意味するにすぎなかった。それではまだ販売である。われわれの製品からスタートしている。われわれの市場を探している。これに対し真のマーケティングは顧客からスタートする。すなわち現実、欲求、価値からスタートする。「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。「われわれの製品やサービスにできることはこれである」ではなく、「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」と言う。(マネジメント 基本と原則(著者:P.Fドラッカー、編訳:上田惇生)17頁から引用)

僕も日々、仕事をする中で、マーケティングと販売を混同している企業や人が、あまりに多いことを痛感します。

例えば、「営業担当者がいるからマーケティングをやっている」と考える経営者が非常に多いように思います。

でも、P.Fドラッカーも指摘しているように、全くの別物です。

厳しい言葉を言えば、それは営業担当者にすべてを押し付けて、経営者が本当にやるべきマーケティング活動、つまり、顧客にとっての価値を作り、それを市場に対して継続的に伝えるという最も重要かつ根本的な活動を放棄していることと同じです。

実のところ、販売とマーケティングは逆である。同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。もちろんなんらかの販売は必要である。だがマーケティングの理想は、販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解して、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。(マネジメント 基本と原則(著者:P.Fドラッカー、編訳:上田惇生)17頁から引用)

この言葉の意味は非常に深いです。

特に、「顧客を理解して、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすること」こそがマーケティング活動の本質であり、どんな企業であれ、第一優先でやらなければならないことなのです。

マーケティング!?、具体的にどうやるの?

でも、そうは言っても、そのマーケティングを何から始めて、どうやってやるのかが分からないと頭で何となく分かっているような気がしても、現実は何一つ変わりませんよね?

えらく前置きが長くなってしまいましたが、それを具体的な日々の活動に落とし込むことができる知識とツールを手に入れることができるということにこそ、ドラッカーに学ぶ「ニッチ戦略」の教科書(著者:藤屋伸二)』を手に入れることの価値があります。

あなたは、ドラッカーに学ぶ「ニッチ戦略」の教科書(著者:藤屋伸二)』を読むことで、競争のない独自の市場を作るための具体的な行動計画を「5つのシンプルなワークシート」を使うだけで、作ることができてしまいます。

あとは、あなたは、自分で作った行動計画にしたがって行動するのみになります。そして、その行動の先には、競争のない、あなただけの独自な市場が待っているのです。

ぜひ、あなたも手に入れてください。座右の書に加えても良い、久々のオススメ本です。

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