上手くいくマネジメントの絶対法則とは?

あなたには部下がいますか?

 

言うことを聞かなかったり、反抗したり、怠惰だったり、ミスを繰り返したりとあなたは色々と悩まされているかもしれません。

 

そんな部下をあなたの思いどおりに言うことを聞かせるには、どうすればいいのでしょうか?

 

とても良い方法があります。

 

それは、従業員を雇わないことです。

 

ダイレクトレスポンスマーケティングの権威であり、厳しい現実を教えてくれるダンケネディは、こんなことを言っています。

「私がクライアントに強調するのは『従業員は少なければ少ないほどいい。ゼロで済むならそれがベストだ』ということだ。従業員がいなければ、そのほうが私ははるかにハッピーだし、あなたもおそらくそうだろうと思う」。[世界一シビアな「社長力」養成講座(著者:ダン・ケネディ)]

あなたはきっと、「そんなことができれば、とっくにやっているよ!」と思うかもしれませんが、彼が言わんとすることは、非常にシンプルなんです。

 

それは、「マネジメントには絶対法則はない」ということです。

 

最高の従業員は、いつかあなたの顧客を引き連れてあなたの元を離れるかもしれません。

 

最高の顧客は、いつか別の取引先と取引をするようになるかもしれません。

 

最高の市場は、いつか競合がひしめく熾烈な価格競争が繰り広げられる市場に変わるかもしれません。

 

今、あなたの置かれた環境だけが変化しないなんてことはあり得ません。

 

だからこそ、経営者であり、マネージャーのあなたは、人に依存するビジネスを徹底排除しなければなりません。

 

営業マンを雇う代わりに、売れるセールスレターを作る。日ごろの仕事を細分化して、誰でもできるようにマニュアル化するなど、あなたのビジネスから、人に依存する部分を再現可能なシステムに変えなければなりません。

 

ビジネスにおいて人は間違いなく資産です。しかし、褒めるマネジメントとか、従業員を家族のように扱うとか、世間が推奨しているやり方を一生懸命にやったとしても残念ながら、究極的にはあなたは直接的に人をコントロールすることはできません。

 

経営に全責任を持つあなたは、このことを常に頭に入れて、健全な危機意識を持って日々の仕事を改善しなければ、ならないのです。

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