From:HIRO
自宅より
あなたの家の郵便受けには、1日何通ぐらいのチラシやダイレクトメール(DM)が届きますか?
僕はインターネットが主体ですがマーケッター、セールスライターを職業としていますので、職業病として毎日、必ず郵便受けに届いた売り込みのチラシやダイレクトメール(DM)に目を通すことを日課にしています。
最近、僕が目にしたチラシやダイレクトメール(DM)は、覚えているだけでザッとこんな感じです。
- 水漏れのトラブルを解決してくれる会社の売り込み(マグネットで冷蔵庫に貼れるようになっています)
- 新築マンションが売り出されたというDM(高級な厚紙)
- 近所にできたばかりのマッサージ店のチラシ(B5の紙で、オープンを知らせる内容だが、クーポンなどはついていない)
- 駅前にある意識高い系の人たちが通うスポーツクラブのDM(三つ折りのタイプのもので、情報量が満載)
つまらない・・・。
こうしたタイプのチラシやDMはもう、しょっちゅう見ているので、僕がマーケティングやセールスライティングを仕事にしていなければ、ほとんどがゴミ箱行きの運命になっていたことでしょう(いいもの、ダメなものも含めて、僕は勉強のためにとってあります)
1000円札が同封されたダイレクトメール(DM)
まだ、僕は実際に見たことはありませんが、ダイレクトレスポンスマーケティングの過去に効果を発揮したダイレクトメールのサンプルを見ていると、驚くようなものばかりで、ワクワクしてきます。
(こんなことでワクワクしている人。普通の人が見たら気持ち悪いですよね)
例えば、「ドル札」レターというものがあります。
「ドル札」レターとは、本物の1ドル札を留めたダイレクトメール(DM)のことで、今よりも100年近く前の1920年代に開発されたもので、そのレターの目的はチャリティー活動の一環で、人々の善意に訴える内容のものでした。
そして、その「ドル札」レターを受け取った人は、体の不自由な子どもたちの病院を支援するために、同封された1ドル札に自分のお金を上乗せして、返送することを求められたのでした。
想像してみてください。
もし、あなたの家の郵便受けに、1000円札が同封されたDMが届いたら、怪しいと思いながらも、そのDMの中身を見ずにはいられないですよね?
この「ドル札」レターの反応率(レスポンス率)はなんと、90%を超えたそうです。
こんな反応率(レスポンス率)は現代では到底、考えられないぐらいの数字です。現在、新規のDMでは、1%の数字を出しても成功と言われているので、そこから考えたら、天文学的な数字です。
この「ドル札」レターは当時、他の購入申し込みにも使われ、特に雑誌の購読申込に応用されたそうです。
今も昔も、僕たちはお金に対しては、特別な注意を払っていることは変わらないので、この手法に夜人々の注意を引きつけるパワーは、今でも十分に使えるでしょう。
広告には「ショーマンシップ」が必要だ!
ルイス・クレイドというダイレクトメールの専門家は、「ショーマンシップ」というタイトルを付けたニュースレターの中で、こんなことを言っています。
「送付先リストの管理とレターの文面にどれほど心を砕いても、見込み客の机の上にあなたのメッセージが届いたとき、読む気をそそらなければ、まったく無駄になる」
僕は普段、インターネット広告の世界に身を置いていて、もっぱらの関心ごとは、ターゲットを設定すること。それから、そのターゲットに適した広告文を作ることばかりで、一瞬の「読む気をそそること」に関する工夫は、まだまだ意識も低ければ、豊富な試行錯誤の経験も少ないことに気づかされました。
1920年〜30年は、このような「読む気をそそること」に関する工夫が様々行われた時代で、こんなものもあったそうです。
- ある雑誌社は、定期購読更新申込書に結婚指輪をつけて、期限の切れかけた定期講読が「離婚」に至らないように呼びかけた
- 別の雑誌は、アスピリン2錠を同封し、「この奇妙な混乱した世界で」読者が平安を保ち、順調な毎日を送るには、その雑誌の常識と知恵が必要だと主張した
- 金歯を売る会社は「ダイヤモンドの指輪」を見込み客に送り、「申し訳ありませんが、これはダイヤモンドではありません。でも、ダイヤモンドのように見えませんか?・・・しかし、これはまがいものです!」という手紙をつけました。そして、さらに、金歯にまがいものを使わないことがいかに大切かを説き、なぜなら「品質、耐久性、そして使用感のよさは、あなたの仕事と評判に重要な役割を果たすからです」と述べた
100年も前にすでに、人々の注意を引くために、ここまでの試みが行われていたことには、驚くばかりです。
まとめ
もちろん、セールスレターでは、ターゲットとなる人々の注意を引くだけでなく、信頼を獲得し、実際に行動してもらうことが必要です。
でも、そもそも、セールスレターの中身を読んでもらうためには、注意を引くことが不可欠であり、それに失敗してしまえば、セールスレターの中身にどんなに魅力的なことが書いてあったからと言っても、それは、ターゲットとなる人々の目に触れることは二度とありません。
そう考えると、その重要性に気づき、様々な方法を試してきた先人たちの努力と勇気には、思わず脱帽してしまいます。
マーケティングやセールスライティングをやっていると、どうしても、周囲の「普通はこんなことしないよ」という常識的な意見をたくさん浴びることになり、その意見に流されてしまいそうになる瞬間があります。
そんな時、広告の先人たちの挑戦を学ぶことは、単に知識を手に入れるだけでなく、それ以上に、前例のないところに道をつくるための勇気をもらうことができます。
あなたも最先端の広告手法ばかりでなく、効果実証済みの古典を学んでみませんか?
追伸
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