こんにちは。ヒロです。
今回は、
商品の「価値」
についてお話します。
そもそも商品・サービスの「価値」って何でしょうか?
人によって様々な定義があると思いますが、とてもシンプルに考えれば、このようになると思います。
「価値」とは、私たちが仕事や生活していく上での「必要性(ニーズ)や「欲望(ウォンツ)」を満たし、私たち人間に「満足」を与えるもののことである。
商品・サービスは、その「価値」を届けるための手段に過ぎません。
私たちの仕事とは、単に商品を販売するのではなく、「商品=手段」を通して、顧客に「価値」を提供することです。
例えば、スターバックスコーヒーは、単にコーヒーを売っているのではありません。
スターバックスコーヒーが提供している「価値」は「サードプレイス」です。
スターバックスコーヒーが定義している「サードプレイス」というのは、人が多くの時間を過ごす「家」と「職場」の次の「第3の場所」という意味です。
だから、彼らはコーヒーだけでなく店員の接客や店に流れる音楽など、顧客が心地良く過ごせる場所づくりにこだわり、顧客もそれを期待し、支持しているのです。
このように、「商品・サービスそのもの」だけでなくもっと
「その商品が提供する価値」
に注目していきましょう。
それから、商品・サービスには、
「絶対的価値」と「相対的価値」
の2つがあります。
「絶対的価値」とは、
顧客から見た商品の「主観的な価値」
のことです。
一方、「相対的価値」とは、
顧客から見た商品の「客観的な価値」
のことです。
「絶対的な価値」とは例えば、ルイ・ヴィトンなどのブランド品のように、その商品に対する価値判断は「顧客の心の中」にあるものを言います。
もう少し例えるなら、ロックミュージシャンや芸能人のファンのようなイメージです。
従って、「絶対的な価値」には、価格競争は存在しません。顧客から見れば、まさにオンリーワンの存在です。
それに対して「相対的価値」とは、客観的に見たその商品・サービス「そのものの価値」のことですので、常に他の商品と比べられ、価格競争にさらされる運命にあります。
一時期、「ブルーオーシャン戦略」という本が流行りましたよね。
確か、この本の主な主張は、
「熾烈な競争が繰り広げられるレッドオーシャン(血の海)」
で戦うだけでなく、
「競争が存在しないブルーオーシャン(青い海)」
を創造していくことが大事だということでした。
この話も含めて商品・サービスの「価値」を考えるとまさに、「相対的価値」の世界は「レッドオーシャン」であり、「絶対的価値」の世界は「ブルーオーシャン」と考えることができます。
ビジネスを行う以上、「レッドオーシャン」で戦うことは避けられません。
しかし、その中でも「ブルーオーシャン」を創り上げる努力をし続けることこそがビジネスの醍醐味であり、他の誰でもない、あなたがビジネスを行う意味なのです。
ただ、ここで注意してもらいたいのは、「ブルーオーシャン」とはどこかにあって、見つけに行くものではないということです。
「ブルーオーシャン」とは、今は存在しないけれども、あなた自身の手によって、創り出していくものです。
ビジネスとは、突き詰めて言えば、
「あなた」と「顧客」との関係性を創り上げることの継続的な「変化」のプロセス
です。
あなただけにしか創り上げることのできない「価値」、つまり、「あなた自身のブランド」を創り上げていこうとする意思・姿勢・行動こそがビジネスにおいては最も大事なことなのです。
この辺の意識を持てるか、持てないかで、売上が10倍変わってくるというのが、これまでの僕の経験です。
お客さんの気持ちになるとすぐに分かりますが、やはり商品・サービスを買うのであれば、信用・信頼・好意を持てる相手から買いたいですよね。
ブランドとは、突き詰めれば、信用・信頼・好意そのものなのですから。
「価値」を高め続け、それを正しく伝え続ける
これこそがブランド構築の原点であり、ビジネスの原点でもあります。
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