物語から学ぶセールスライターの心得2:ロバと親子

今回は「セールスライターに不可欠な心得」を物語を通して、紹介していこうと思います。

今回の物語は「ロバと親子」です。

目次

ロバと親子

ロバと親子

町にある市場でロバを売るため 、親子とロバが田舎道を歩いていた 。

すると 、道ばたで井戸水を汲んでいた女の子たちがそれを見て言った 。

「なんて馬鹿な人たちでしょう 。どっちか一人がロバに乗ればいいのにさあ 。二人ともほこりをかぶってとぼとぼ歩いているのに 、ロバはあんなに気楽に歩いているわ 」 。

親父さんはその通りだと思い 、息子をロバの背中に乗せた 。

しばらく行くと 、老人たちがたき火をしているところに来た 。老人の一人がこう言った 。

「今時の若い者は年寄りを大切にしない 。ごらんよ 、年をとった親父さんが疲れた様子で歩いているのに 、あの子はロバに乗って平気な様子じゃないか 」 。

親父さんはこれを聞いて 「それもそうだな 」と思った 。

そして 、息子を下ろして 、自分がロバに乗った 。

しばらく行くと 、子どもを抱いた三人の女たちに会った 。

一人の女がこう言った 。

「まったく恥ずかしいことだよ 。子どもがあんなに疲れた様子なのに 、どうして歩かせておけるんだよ 。

自分は王様みたいにロバに乗ってさ 」 。

そこで親父さんは 、息子を鞍の上に引き上げて自分の前に乗せた 。

しばらく行くと 、数人の若者たちに出くわした 。

一人の若者がこう言った 。

「君たちはどうかしているんじゃないか 。その小さなロバに二人が乗るなんていうのは無慈悲だよ 。動物虐待だと言われても仕方がない 」 。

その通りだと思った二人は 、ロバから下りた 。

そして 、親父さんは言った 。

「こうなったら 、二人でロバを担いでいくしかない 」

二人はロバの後足と前足をそれぞれ綱で縛って 、道ばたにあった丈夫そうな棒をその間に通した 。

子どもが棒の片方を 、親父さんが棒のもう片方を持って 、えんやえんやと担いで歩いていった 。

町の人たちはこの様子を見て 、手をたたいて笑った 。

人の意見を聞き過ぎてはいけない

セールスライターとして駆け出しの頃は、自分に自信を持てないことが多くなります。

例えば、一生懸命になって書いたセールスレターをお客さんに見せると、色々批判されるかもしれません。

また、女の子たちの意見、老人の意見、三人の女たちの意見、若者たちの意見がそれぞれ違ったように、お客さんの属する組織にも様々な意見を持つ人たちが存在します。

でも、彼らの意見をいちいち聞いていたら、せっかく書いたセールスレターの勢いがなくなり、つまらないものになってしまう恐れがあります。

当然、つまらないセールスレターでは、人の心を動かすことはできないことは言うまでもありません。

だから、プロのセールスライターであるあなたは、たとえお客さんの意見であっても、成果を出す妨げになると思うことについてはしっかりと自分の意見を主張して、お客さんと議論する必要があるのです。

まとめ

セールスライターでも何でも仕事をする上で、すべての人に好かれることは不可能です。

逆に、自分のことを嫌う人が存在するということは、あなたが自由に生きるための代償であり、あなたが自由に生きている証拠です。

あなたがセールスライターを目指した理由は何ですか?

お金を稼ぐことはもちろん、自由になりたいという理由もあったのではないでしょうか?

プロのセールスライターはお客さんを中心に、様々な人の意見をよく聞く必要があります。

でも、いざ、それらの意見をセールスレターに落とし込み、それをどのようにマーケティングするについては、あなたがリーダーシップを持つ必要があります。

なぜなら、その分野においては他の人は素人であり、あなたこそ知識とスキル、そして経験を持つプロフェッショナルなのですから。

もっと自分に自信を持って、自由に仕事をしていきましょう。

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