今回は、脳科学を活用したコピーライティングの秘密その3:「定額料金の設定」について紹介します。
僕はたまに一人でも居酒屋で飲むことがあるのですが僕にとっては仕事帰りに居酒屋に寄って、ビール片手に焼き鳥を食べることは密かな楽しみなんです。
でも、ついつい飲みすぎたり食べ過ぎたりして、気がつけば一人で4000円を越えるぐらい飲み食いしてしまい、後から後悔してしまうことがあります。
定額料金は「痛み」を最小限に抑えてくれる
脳科学的には1回1回の消費で値段が上がっていく様子を消費者が感じる販売方法は「痛み」を引き起こすとされています。
もちろん、「痛み」と言ってもこれは肉体的な苦痛ではなく、脳が抵抗感を示すということになります。
あなたも僕と同じように、支払いがどんどん増えていくことを感じることは嫌ですよね?
居酒屋で美味しそうな料理やお酒をアラカルトで次から次へと頼んでしまうと、いつの間にか支払いがとんでもない金額になってしまいますし「一体、いくらぐらいになってしまうんだろう・・・」と考えてしまって、メニューを注文することに躊躇してしまうこともあるかもしれません。
そんなことを考えていた時、僕は偶然に良いものを見つけてしまいました。
それは、この前、偶然に立ち寄った居酒屋さんで見つけた「お疲れ様コース」という定額メニューです。
780円でビール1杯、焼き鳥が5本ついてくるという「すべて込み」の価格設定です。
アラカルトで次から次へと自分の食べたいもの、飲みたいものを選ぶことは楽しさはあるのですが、一方で「一体、いくらぐらいになってしまうんだろう・・・」という恐怖心も芽生えてしまいます。
それに比べて「すべて込み」の定額料金のプランは選ぶ楽しさはそれほどありませんが、価格がそれ以上は上がらないという安心感を与えてくれます。
まとめ
あなたのビジネスで単体で売っている商品・サービスを例えば、月間もしくは年間料金として価格を設定するなど工夫はできないでしょうか?
定額料金の設定はあなたの見込み客や顧客の「値段が上がっていくことに対する恐怖」を和らげてくれます。
見込み客や顧客に「価値」と「安心感」を同時に与えられるように価格設定を工夫していきましょう。
どんなビジネスでも工夫すればきっと定額料金にできるものが見つかるはずです。
ぜひ、業界や社内の常識に囚われずにチャレンジしていきましょう。
追伸
あなたは今日、学んだ「定額料金の設定」という知識を何に使いますか?
知識は持っているだけでは何も変わりません。
少しずつでもいいので実際に使ってみることによって、変化を生み出すことができるのです。
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