マーケティングを成功させる秘訣は何でしょうか?
この質問は僕がよく、お客さんから聞かれる秘訣です。
プロのセールスライターとしては常に、こういう漠然とした質問にも明確に答えられるように、日頃から物事を深く考えて、自分が使う言葉については、自分なりの定義を持っておく必要があると僕は思っています。
さて、マーケティングを成功させる秘訣は何でしょうか?
それは、適切なメッセージを適切なマーケット(ターゲット)に対して、適切なメディアで伝えることにあります。
メッセージとマーケット、そしてメディア。どれが欠けてもダメです。
この3つがピッタリと合致することで、マーケティングを成功させることができるのです。
マーケティングの第一歩は「メッセージを明確にすること」から始まる
そして、マーケティングの「第一歩はメッセージを明確にすること」から始まるのです。
多くの人は、ろくにメッセージを練りもせずに、様々なメディアに飛びつきます。
- Facebookがいいと聞けば、Facebookに・・・
- Twitterがいいと聞けば、Twitterに・・・
- LINEがいいと聞けば、LINEに・・・
- You Tubeがいいと聞けば、You Tubeに・・・
目新しいものには、何でも飛びつきます。
そして、結果的に「うまくいかない・・・効果がない・・・」と嘆くことになるのです。
本当は自分自身のメッセージがありきたりで弱々しいということも気付かずに、効果のありそうなメディアを探し求めるのです。
例えは悪いですが、自分自身を磨く努力を何もしていないのに、たくさんの出会い系アプリに登録して、「いい人いないよね〜」と言っている痛い人のようになってしまいます。
メッセージは価値観で支えよう
では、力強いメッセージを練り上げるには、どうすればいいのでしょうか?
それは、メッセージを明確にする前に、あなたが大切にしている価値観を明確にすることです。
価値観、つまりバリューを持たないビジネスは、表面的には強く見えてもすぐに吹き飛んでしまうほど脆いものになってしまいます。
価値観がないメッセージは不景気、または新しい競合相手が現れれば、すぐにひっくり返されてしまうでしょう。
例えば、マクドナルドの歴代キャッチコピーは下記のようになっています。
- 1970年代 味なことやる マクドナルド
- 1980年- 1984年 世界のことば マクドナルド
- 1984年- 1980年代 おいしい笑顔 マクドナルド
- 1990年代初期 だから… マクドナルド
- 1990年代中期 おいしいね、マクドナルド
- 1990年代後半 いつでもそこに マクドナルド
- 2003年 – 現在 I’m lovin’ it
このマクドナルドのキャッチコピーに象徴されるように、マクドナルドの創業者であるレイ・クロックは狂信的と呼べるほどの一貫性へのこだわりを持っていました。
例えば、東京のマクドナルドは福岡のマクドナルドと全く同じという一貫性です。
マクドナルドが登場するまでは、これほどの一貫性にこだわる外食店がなかったので、レイ・クロックの一貫性のこだわりは、瞬く間にマクドナルドの成長を後押しする原動力になりました。
それから、フェデラルエクスプレスのメッセージは「お客さまの大切なお荷物を、安全に、そして1日で確実にお届けします」というものですが、フェデックスの社員はこの価値観を守るためなら、どんな極端なことでもするという逸話も残されているぐらいに価値観が浸透されているのです。
まとめ
価値観とは、本屋さんで名言集の本を買って、その中からかっこいい言葉を選びだして使おうとするものではありません。
本物の価値観とは自分の内側、つまり心の中から見つけ出すものです。
自分の価値観を見つけ出したら、その価値観をメッセージにできないかを考えてみましょう。
そのメッセージこそが、あなたのビジネスを強力に支える軸となるのです。
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