注意!広告代理店はマーケティングのプロとは限らないので、依存してはいけない

こんなことを書くと僕は批判をされてしまうかもしれませんが事実なので、あなたに伝えておきたいと思います。

それは、広告代理店はマーケティングのプロとは限らないということです。

僕はお客さんとして広告代理店と付き合っていたこともありますし今、広告代理店で働いてもいるので、自己否定にもなってしまうかもしれませんが、そのことを言う資格はあると思います。

目次

広告代理店はマーケティングのプロではない

僕は今、広告代理店に勤めながらセールスライターをやっているのでよく分かるんです。

一体、何が分かるのか?

それは、広告代理店の人間でクライアントの商品・サービス、クライアントが相手にしている見込み客、そしてクライアントの置かれているビジネス環境に関心を持ち、その上でマーケティングの仕事をしている人は極めて少ないんです。

当然、すべての人がマーケティングのプロではないというつもりはありません。

広告代理業界で働く人の中には真のプロフェッショナルと呼ぶべき素晴らしい人がいますしもし、あなたがマーケティングに困って誰かに頼りたいと思ったとき、広告代理店に問い合わせた結果、本当のマーケティングのプロに出会えたら、それはとても幸運なことです。

でも、残念ながらその確率は100%中、10%あれば良い方であるというのが広告代理業の真っ只中で働く僕の正直な感想です。

なぜ、広告代理店はマーケティングのプロとは限らないのか?

ではなぜ、広告代理店はマーケティングのプロとは限らないのか?

日々の現場で彼らの考え方や行動、仕事ぶりを見ていて、僕が思いつく限りの理由を挙げたいと思います。

理由1:クライアントの扱っている商品・サービスのことを徹底的に調べない

これは本当に不思議なのですが、彼らは自分の担当しているクライアントが扱っている商品・サービスのことを全然知りません。

なぜ、知らないのかというと僕はあまり興味がないからだと思っています。

例えば、あるリスティング広告(GoogleやYahoo!の検索エンジン上に出せるクリック課金型の広告)の担当者はクライアントの商品・サービスの特徴・ベネフィットをほとんど知らずに検索キーワードを考えたり、広告文を考えたりしています。

「よくそんなんで仕事が成り立つな、、、」

僕はこの光景をいつも苦々しく思って見ています、、、。

理由2:クライアントが相手にしている見込み客や顧客のことを徹底的に調べない

どんなにビジネスが進化しようとも、ビジネスとは人が人に行う行為であり、究極は価値をお金と交換する行為です。

でも、彼らは自分が専門としている媒体(メディア)のことばかりに興味を持っていて、肝心のクライアントが相手にしている見込み客や顧客のことを知りませんし、深く知ろうともしていません。

媒体(メディア)は単に商品・サービスと見込み客や顧客が出会う場であり、手段の一つにしか過ぎないのです。

「何と何とを結びつけたら良いのかも知らないで、本当に価値ある成果を出し続けることなんかできるはずもない」

というのが僕の率直な感想です。

理由3:会議中にクライアントの話が全く出てこない

これは本当に不思議に思うのですが、広告代理店の日頃の会議では常に、

・数字がいくら上がる見込みなのか?

・特定のクライアントの予算をアップさせるにはどうすればいいのか?

・誰が次のリーダーの座に就任するのか?

・どんな組織を作るのか?

という自分たちの飯の種や内輪の話に終始していて、クライアントのことやクライアントが置かれている市場の環境について真剣に議論されることなんて1%もないのです。

僕はこれを見ていて常に、

「自分たちのことが好き過ぎるにも程がある」

と思って、半ば呆れ顔で見ています。

理由4:クライアントのマーケティング予算増=収益アップ

広告代理事業のモデルは基本的に媒体(メディア)費用に対するマージン(多くは全体の20%)になるので、広告代理店が儲けるためにはクライアントのマーケティング予算をアップさせなければ話になりません。

でも、本来のマーケティングは媒体(メディア)にお金をかけること以外にもまだまだ、やるべきことがたくさんあります。

マーケティングが成果を上げるには「集客」の他に、その後の「接客」、そして「フォローアップ」に至るまで一貫した戦略と行動が必要です。

そこから「集客」だけを切り出しても、それが「接客」と「フォローアップ」とバランスを取ることができなければ、うまくいくものもうまくいかなくなってしまいます。

なぜ、僕はセールスライターをやっているのか?

僕はそんなプロもどきの職業人にはなりたくなくて、クライアントのビジネス環境を深く理解しなければ成り立たないセールスライターになろうと思い、今に至ります。

クライアントの商品・サービス、見込み客と顧客、そして市場環境を地道なリサーチによって正確に理解していなければ、反応率の高いセールスレターなんて書くことはどう考えても不可能です。

まとめ

もし、あなたが自社のマーケティングに困っても、広告代理店に全てを委ねてはいけません。

なぜなら、広告代理店は当然ですが、あなたほどあなたのビジネスのことを熟知していて、情熱もあり、その事業に全責任を負っているわけではないからです。

そんな人にあなたのビジネスの生死を左右するマーケティングを無条件で預けてはいけません。

あくまでもマーケティングの責任者はあなたであり、ビジネスの手綱は常にあなたが握る必要があるのです。

追伸

僕がセールスライターとして日々、修行をしているから言うということもありますが、セールスライターはあなたのビジネスのマーケティングのパートナーとして相応しい可能性があります。

なぜなら、広告代理店とセールスライターの決定的な違いはセールスレターが書けるかどうかにあるからです。

セールスレターを書くためには、対象となるビジネスのことを深くリサーチする必要がありますし、あなたの見込み客や顧客と商品・サービスを結びつけるようなライティング能力が必要になります。

そして、決して目立つことはありませんが、セールスレターがなければ、どんなに優れたマーケティング戦略や媒体(メディア)があったとしても、ビジネスを前に進めることができないのです。

その意味で、まだまだ世間的な認知は低いですが、そこそこのセールスレターが書けるセールスライターは非常に貴重な人材なのです。

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