セールスライティングを勉強していると様々なセールスライティングの原理・原則、人間の心理、そしてライティングのテクニックを知ることになります。
そうやってせっせとインプットを繰り返していると次第に「何が正しいんだっけ?」と混乱してしまうことはないでしょうか?
僕はセールスライティング・マニアを自認しています。
ですので、ダイレクト・レスポンス・マーケティング、セールスライティングに関する書籍や教材が部屋に溢れかえっていて、ところ狭しと並んでいます。
毎日、ダイレクト・レスポンス・マーケティングやセールスライティングを中心に新しい知識・情報が増えていくので、僕は知識・情報過剰にならないように注意しています。
どんなにたくさんの知識・情報を仕入れても、それを活かせなければ全く意味がないですよね?
そこで、今回は僕がセールスレターを書く時に常に頭に入れている「セールスライティングの3つの基本原則」について紹介したいと思います。
この「セールスライティングの3つの基本原則」を知ることにより、洪水のような知識・情報をきちんと整理して、インプットした知識・情報を効果的に使えるようになるのでぜひ、活用してみてください。
「セールスライティングの3つの基本原則」とは?
まず、この「セールスライティングの3つの基本原則」を簡単に紹介します。
- ワンマーケット(One message)、ワンメッセージ(One Message)、ワンアウトカム(One outcome)
- 1人の実在の人物に向かって書く
- セールスレターの読み手が普段使っている言葉を使う
この3つの基本原則から外れなければ、セールスレターで大きな失敗をすることはなくなりますので手帳に書いておくなり、常に意識できるようにしておくといいでしょう。
それでは、一つ一つ解説していきたいと思います。
ワンマーケット(One message)、ワンメッセージ(One Message)、ワンアウトカム(One outcome)
この原則は簡単に言うと「たった1人のターゲットに、たった1つのメッセージを伝えて、たった1つの行動をするように伝える」ということです。
例えば、あなたがダイエットのサプリメントを売っている人にこんなメッセージを伝えたら、読み手はどう思うでしょうか?
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これは僕の思いつきで書いた文章ですが、ターゲットはとてももなく広い(ダイエットをしたい人はたくさんいる)、メッセージは2つ(DVDとサプリメント)、行動も2つ(電話をする。サプリメントのお試しパック)となっていて、これを読んだ人は、
「私は何をすればいいの?」
と混乱してしまいます。
それでは、このメッセージではどうでしょうか?
運動不足を感じている30代女性のあなたへ。今すぐにこの画期的なダイエット・エクササイズDVDをお試しください。このDVDで解説している方法を知って、毎日10分間のエクササイズをするだけで1週間に3kg痩せることも夢でもありません。今すぐにお電話でお申込みください。料金は3,980円ですがもし、あなたがこのDVDの内容が気に入らなければ全額返金保証もついていますので、あなたがリスクを負うことはありません。
これも僕の思いつきで書いた文章なので、実際にある商品でないですが、前の文章と比べてメッセージが明確になったのではないでしょうか?
今、世の中にはたくさんのセールスメッセージが溢れていますが、それらの反応率が落ちている最大の理由は魅力があるかないか以前に、そのセールスメッセージが分かりづらいからなのです。
「ワンマーケット(One message)、ワンメッセージ(One Message)、ワンアウトカム(One outcome)」
の原則に従ってセールスレターを書くことによって、あなたのセールスメッセージをより明確にすることにより、読み手の心に届きやすいセールスレターに仕上げることができるようになります。
1人の実在の人物に向かって書く
いつでもいいので、あなたが誰かに手紙を書いた時のことをちょっとだけ想像してみてください。
あなたが手紙を書いている時、あなたの頭の中には、実際の相手の姿がイメージされていましたよね?
そして、あなたはその人の生活や仕事を気遣ったり、こちらの近況を伝えるために文章を書きましたよね?
セールスレターを書く時でも、そんなふうに書いてください。
セールスライターとして犯す最大の間違いは、セールスメッセージを万人に向けて書いてしまうことです。
例えば、駅に行くとよく政治家が演説していて、
「消費税増税反対!私は皆さんの暮らしを守ります!」
というようなことを言っていますが、誰も足を止めていませんよね?
当然ですが「万人」という人間はいません。私たちはひとりひとり、個性を持った違った人間です。
一般的な政治家の演説のようにメッセージを一般的、ひとくくりにしてしまうことで、そのメッセージは誰にも届かないものになってしまうのです。
例えば、同じ政治家の演説でもこんなふうに言われたら、どうでしょうか?
「私には72歳の祖父がいて、その祖父の介護を家族一丸となって頑張っています。私は今の介護制度を変えることによって、私の家族のような状況にいる人たちがもっと苦労がなくなるように変えたいんです」
人によって様々だと思いますが、こんなふうに言われれば、ちょっと聞いてみようと思うのではないでしょうか?
つまり、実在の人物に向かってメッセージを発することで、それはその人物はもちろん、その人物と同じような境遇にいる万人に届くようになるのです。
最初から万人に届けようとすれば、誰にも届かないメッセージになってしまいます。
逆に、最初からたった1人に届けようとすれば、そのメッセージは万人にも届くようになるのです。
メッセージは絞り込めば絞り込むほど、強くなっていくのです。
セールスレターの読み手が普段使っている言葉を使う
最後は、あなたのセールスレターの読み手が普段使っている言葉を使って、セールスレター書くことです。
なぜなら、あなたの普段使っている言葉ではなく、セールスレターの読み手が普段から使っている言葉を使用することによって、あなたの提案が受け入れてもらいやすくなるからです。
考えてみてください。
例えば、あなたがデパートに買い物に行って何か買う時に、
「〜を購買する」
と言う言葉を使うでしょうか?
使わないですよね?
普通に「〜を買う」と言いますね?
だから、「購買する」と言うよりも「買う」と言った方が、見込み客にとっては身近に感じる可能性は高くなるのです。
人は自分が普段使っている言葉によって動きます。だから、あなたは見込み客が普段使っている言葉を知って、その言葉を使ってセールスレターを書く必要があるのです。
まとめ
セールスライターとして顧客心理やダイレクト・レスポンス・マーケティングの知識・情報、そして、セールスライティングの知識・情報を継続的にインプットすることは不可欠です。
でも、膨大な知識・情報を得て、消化しきれなくなることもあると思います。
そんな時、今回紹介したこの「セールスライティングの3つの基本原則」を常に意識することで、あなたはインプットした貴重な知識・情報を最大限に活用することができるようになるでしょう。
- ワンマーケット(One message)、ワンメッセージ(One Message)、ワンアウトカム(One outcome)
- 1人の実在の人物に向かって書く
- セールスレターの読み手が普段使っている言葉を使う
ぜひ、試してみてください。
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