セールスライターが、見込み客からの「NO(ノー)」をかわすための「7つの心得」とは?

From:HIRO

セールスライターの仕事の目的はただ1つ、お客さんの商品・サービスを売ることです。

セールスライターは、お客さんの商品・サービスをもっとたくさん売るために、自らの知識・技術、そして経験を駆使します。

目次

セールスライターは何を得るのか?

そして、セールスライターという職業は商品・サービスを売ることによって、また、そのお客さんのために妥協なく頑張るという姿勢によって、お客さんからの信頼と評価を勝ち得ることができる職業です。

セールスライターの報酬はどうなっているのか?

その結果、毎月10万円~30万円の報酬をいただき、お客さんの会社の外部のマーケティング担当者、時には社長の参謀として、様々なマーケティングやセールス施策を立案し、立案するだけでなく、自ら実行していきます。

したがって、例えば、たった3社のお客さんを見つけることができれば、1社の報酬が月額10万円の場合は、毎月30万円がもらえて、年収を360万円確保することができます。

報酬が20万円の場合は、毎月60万円で、年収を720万円確保することができます。

そして、報酬が30万円の場合は、毎月90万円で、年収を1080万円確保することができます。

もらえる報酬の10万円~30万円の幅は、あなたのセールスライターとしての力量次第です。

サラリーマンとして、年収1000万円稼ぐことは難しい?

一般的に、サラリーマンとして働く上で、多くの人が憧れ、目標とする年収は1000万円と言われています。

サラリーマンとして、年収1000万円以上、稼ぐことは大変です。

なぜなら、業績を上げることはもちろん、会社全体の収益性、社内の人事制度、それから、社内政治など、自分ではコントロールできない要素が絡んでくるからです。

それに比べれば、セールスライターという職業が越えるべきハードルは、サラリーマンとして、年収1000万円を目指すよりも、ずっと簡単です。

例えば、自らの価値を認めてくれて、その証し(あかし)として、毎月30万円の報酬を払って、自社のマーケティングを任せてくれるお客さんをたったの3人見つけることができれば、年収は1000万円越えになります。

こうして分解して考えると、やるべきことがシンプルかつ明確になります。

なぜ、目標を達成できないのか?

世の中の多くの人が、目標を達成できないのは能力がないからではありません。

よほどの天才は別として、ほとんどの人の能力に大差はありません。

多くの人は、自らのやるべきことを極限までシンプルかつ明確にしていないから、目標を達成できないのです。

セールスライターが一番最初に売り込む商品・サービスとは?

セールスライターが何よりもまず、売り込まなければならないのは、自分自身のセールスライティング・サービスです。

したがって、あなたは常に、自分自身を売り込まなければなりません。

そして、実際に自分自身を売り込んでいれば必ず、見込み客から「NO」と言われることがあります。

この「NO」を怖がってはいけません。

以下に、「NO」を乗り越えるための方法を紹介します。

「NO」を乗り越えるための7つの方法

1.現実と関係者を自らの力でコントロールしようと心に決める

  • 上司がバカだから・・・
  • 顧客がわがままだから・・・
  • 景気が悪いから・・・

など、あなたが現状に甘んじている理由(わけ)は考えれば、山ほどあります。

でも、そんな最もらしい理由(わけ)をいくつ挙げたところで、現状は1mmも変わることはありません。

何よりも、あなたが自分自身の不満足な現状を自分以外の何かのせいにすることの最大の罪は、あなたの出番がなくなってまうことにあります。

重要なことなので、もう一度言います。

できない原因を人や環境のせいにする度に、あなたの出番は確実に減っていくのです。

誰にも頼られず、無能扱いされるための最高の方法は、なんでも人や環境のせいにすることです。

言い訳は今すぐにやめて、現実とあなたの現実を取り巻く関係者を自らの力でコントロールすると心を決めましょう。

あなたは「それは精神論だ」と思うかもしれませんが、精神論こそ、重要なのです。

「自分の力でなんとか、現状を変えてやる!」

本当の力はいつだって、そのような確固たる決意から生まれるのです。

2.どんなにマイナスの状況下であれ、必ずプラスの結果が得られるし、得てみせると心に決める

ピンチはチャンス。

これはよく、言われることですが、多くの人はいざ、自分のとこれにピンチがやってくると、身をすくめ、どうしたらいいのかと途方に暮れてしまいます。

ここが成功者と失敗者を分けるポイントです。

本当の成功者はいつの時代も、ピンチの時でも自分にできることを考え続け、行動することができる人です。

あなたの頭で考えることができることは大抵、すでに他の誰かによって考え尽くされています。

でも、あなたが実際に行動して得た経験は、それがあなたにとって成功であろうが、失敗であろうが、あなただけに与えられたギフト(経験)です。

そして、そんなギフト(経験)こそが、真のビジネスチャンスを見つけ出し、それを掴み取るために必要不可欠なのです。

チャンスはいつだって、勇気を持って行動する人に微笑みます。

3.エゴを見つめ、コントロールする

人間には、誰だって「一番かわいいのは自分自身」というエゴを持っています。

みんな、自分のことが一番かわいいのです。

そんな中にあって、たった一人でも、自分のことを自分以上に気にかけてくれる人が現れたら、あなたは、その人のことをどう思うでしょうか?

きっと、あなたにとって大事な人ランキングにランクインする確率が高いのではないでしょうか?

人間である限り、「自分のことが可愛い」と思うエゴは捨てられません。

目をつむる、その瞬間まで、人間はエゴを持ち続けます。

人間のエゴというものは、完全に消し去ることはできません。

でも、人間は自分の中に、そうしたエゴがあることを認め、それを静かに見つめることはできます。

エゴは意識的に見つめ、観察することで、エゴをコントロールすることができるのです。

「NO」に打ち勝つためには、自分のエゴを子どものように暴れないように、大人の理性でコントロールすることが不可欠です。

4.「拒否」と「拒絶」を混同しない

「拒否」と「拒絶」は違います。

拒否は、あなたに対して、「NO」と言っているのではなく、あなたの提案に対して、「NO」と言っている状態です。

一方で、拒絶は、あなた自身に対して、「NO」と言っている状態です。

大抵、商談の場では、「NO」と言われて、拒否されることは日常茶飯事です。

それでも、相手は、あなたの人格に対して、「NO」と言っているわけではないので、気にせず、怯まず、相手にとって適切な提案をしていきましょう。

5.プラスの結果を達成することに、関心を持ち続ける

「NO」を失敗ととらえず、改善のためのヒントと捉えて、プラスの結果以外は認めないし、そうなるまで、挑戦し続けると決意しましょう。

バスケットボールのスラムダンクの登場人物である安西先生の名言ではないですが、

「あきらめたら、そこで試合終了」

になってしまいます。

成功者と失敗者を分けるものは、決意と行動力です。

常に、最高の結果を心に思い描き、その実現のために最大限の努力をしていきましょう。

6.「NO」の大部分は、間違って発せられる

人は感情の生き物です。

でも、社会生活を送るにあたり、自分の本音を隠しながら生きています。

例えば、セールスの現場で、

■お客さん:「価格が高すぎて買えないよ(本当は欲しいけど今、まとまったお金がないんだよな~)」

■あなた:「そうなんですね・・・。(この人に買ってもらうのは無理かな)

という感じになったことはありませんか?

お気づきのように、このお客さんは、口では「NO」とは言っていますが、心の中では欲しいと思っています。

だから、この場合、セールスライターであるあなたには、

  • 分割で支払えることを提案する
  • いつ、お金が用意できるかを聞いて、確かめて、それまでは「購入予約」として商品を確保しておくための契約をする

など、やれることはたくさんあります。

あなたがセールスライターなら常に、見込み客や顧客の心の動きに注意を払い、彼、彼女らを購入へと導いていきましょう。

7.相手の「NO」に振り回されない

時に、見込み客や顧客は、「NO」と言って、あなたを試すことがあります。

例えば、

「この値段では買えないけど、値段を半額にしてくれたら買うよ」

というように、交渉してくることがあります。

その時、基本的には、あなたのポリシーを崩してはなりません。

「しょうがないですね。じゃあ、半額でいいですよ」

なんて言おうものなら、見込み客や顧客はどんどん、あなたを「自分の思い通りになるチョロイ奴だ」と味をしめて、次々とつけ込んできます。

逆に、

「買えないのなら仕方ないですね。あなたにとって良いタイミングでお買い求め下さい。ただし、先着順になりますので、なくなってしまった場合はご容赦下さい」

と、あなたの揺るぎない姿勢を見せれば、見込み客や顧客は逆に、あなたに信頼を寄せるようになるでしょう。

見込み客や顧客のことを大切に想うことは大事ですが、舐められようなことだけは、あってはなりません。

契約が喉から手が出るほど欲しくて、どんなに苦しい状況でも、歯を食いしばって、あなたの明確な姿勢を貫き通しましょう。

中長期的ににみれば、そんな姿勢こそが、あなたやあなたの事業・商品・サービスに対するブランドを確立させるのです。

まとめ

以上、

「NO」を乗り越えるための7つの方法

1.現実と関係者を自らの力でコントロールしようと心に決める

2.どんなにマイナスの状況下であれ、必ずプラスの結果が得られるし、得てみせると心に決める

3.エゴを見つめ、コントロールする

4.「拒否」と「拒絶」を混同しない

5.プラスの結果を達成することに、関心を持ち続ける

6.「NO」の大部分は、間違って発せられる

7.相手の「NO」に振り回されない

を紹介しました。

ぜひ、「No」に負けないように、実践してみてください。

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