From:HIRO
もし、あなたがセールスに関わる仕事をしているのなら、「説得」という言葉に敏感である必要があります。
なぜなら、「説得できるかできないか=商品・サービスが売れるか、売れないか」だからです。
商品・サービスが売れなければ、あなたの評価が上がることはありませんよね?
つまり、「説得」について正しい理解をして、その理解を仕事や私生活の中で実践できるかどうかが、あなたとあなたの家族の未来を決定づけるのです。
「説得」の失敗例
「説得」について正しい理解をするためには、「説得」できていない事例を見ることが、てっとり早い方法です。
「光」があれば「闇」があるように、物事の反対について考えてみると今、自分が理解しようとしていることを明確に知ることができるようになります。
例えば、あるマネジャーが、破格の昇給獲得をもくろんで、最近の自分の実績をずらりと列挙した詳細なメールを上司に送った。上司はこのメールを幹部社員らに転送し、意見を求めた。
メールを受け取った幹部のひとりが、内容を見てかちんときた。ある主要プロジェクトの手柄を、そのマネジャーが独り占めしようとしているように読めたからだ。
幹部が自分の手柄だと思っていたプロジェクトだった。奔流のようなメールのやりとりが続いた。かいつまんで言えば、我らが友人は昇給にありつけなかった。それどころか、「チームプレーヤー」失格だと宣告されてクビになった。(引用:マリオ・ムーサ「味方を増やす「口説き」の技術」より)
このマネージャーは一体、何を間違えてしまったのでしょうか?
このマネージャーが昇給にありつけないばかりでなく、逆に、職を失うはめになってしまった原因は、社内政治につきものの危険を無視し、アイディアや売り込みは、人間関係から始まるのであって、メールから始まるのではないことを知らないか、忘れてしまっていたせいです。
メールやチャットに潜む危険性とは?
メールやチャットといったテクノロジーはとても便利ですよね?
これらのテクノロジーのおかげで、僕たちは「時間」と「場所」を越えた即時的なコミュニケーションができるようになりました。
でも、これらのテクノロジーには弱点もあります。
それは口調や感情を伝えづらく、話の前後の脈絡もないので、相手に誤解を与えやすいという弱点です。
また、送ったメールが誰の目に触れるか、自分ではコントロールできないですし、メールは受信者の手元にいつまでも残ってしまいます。
説得に必要な「たった一つ」の秘密とは?
もし、あなたが相手を味方につけたいのなら、相手とじかに顔を合わせて話をして、相手が自分のアイディアにどんな反応をするのか、自分の目で確かめることが必要です。
面倒くさがらずに、相手とじかに話をして、相手をチームに取り込むことに成功したら、それ以降はメールをチャットを使っていきましょう。
まとめ
「説得」において最も大事なことは、人間関係を作ることであり、決して、時間の節約ではないのです。
Facebook、LINE、Twitterなど、様々なテクノロジーが進化する現代ですが、その根底には、どんな時代でも変わらない人間関係が流れていることを決して、忘れてはならないのです。
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