From:HIRO
セールスライターになって、売れるセールスレターを書いたら売り上げが上がることは頭ではわかった。
でも、なかなか実感が伴わない。
そんなあなたのために、簡単ですがセールスライティングの威力を疑似体験してもらうと思います。
セールスライティングで「リンゴ」を売ろう
例えば、「リンゴを売る」ということを想像してみてください。
そして、あなたの目の前には初対面の人が10人いるとします。
あなたの仕事は、その人たちにリンゴを売ることです。
さて、あなただったら何と言ってリンゴを売るでしょうか?
「皆さん、美味しいリンゴがあるので1つ買いませんか?」
・・・おそらく、この言葉だけでは誰も買いませんよね?(あなたがお客さんの立場だったら買いますか?)
では、なぜ、買わないのでしょうか?
それは、まず、あなたが売ろうとしているリンゴがどんなリンゴなのかに対する情報が少な過ぎるからです。
情報がないので、欲しくもなりません。
そこで、あなたは、もっとリンゴの魅力を理解してもらうために、次のような情報を加えて説明したらどうでしょうか?
- 「青森県産」と産地に関する情報を加える
- 「糖度13度」と甘さに関する情報を加える
- 「山田太郎」と生産者のプロフィールと顔写真の情報を加える
- この「リンゴ」のファンであるお客さんの声を2、3紹介する
どうでしょうか?
先ほどと比べて、買うかどうかの判断基準が増えたのではないでしょうか?
このように、あなたが売ろうとしている「商品=リンゴ」に情報量を与えれば与えるほど、お客さんから見た商品の価値や購入に必要な判断基準は増えていくのです。
情報を適切に表現し、配置しよう
このように、セールスライティングを学んで、その知識を使えば使うほど、あなたの売ろうとする商品に関する情報をうまく引き出すことができるようになります。
そして、それをどのような順番で並べて、お客さんに説明するかで商品の売れ行きは変わってしまうのです。
論より証拠。次の2つの例を見てみてください。
例1:
おいしいリンゴはいかがですか?国産なので、安全ですよ。ぜひ、どうぞ!
例2:
これは、とてもおいしいリンゴです。リンゴの産地といえば真っ先に思い浮かぶのが青森県ですよね?そうです。このリンゴも青森出身なんです。
そして、このリンゴは山田太郎さんというリンゴを作り続けて53年という親子代々続くリンゴ農園で収穫されたものなんです。
山田さんのリンゴは特別で毎年、山田さんのリンゴを心待ちにしている人が全国にたくさんいるんです。
山田さんのリンゴの凄さはその糖度の高さにあります。
リンゴを切ってみると、芯まで蜜がしみ込んでいていて、果汁がいっきに溢れ出てくるんです。
一度、食べると「リンゴってこんなに美味しかったけ?」とあなたの常識が崩れ落ちてしまうことを保証します。
あなたはどう感じたでしょうか?
同じリンゴでも、言葉の表現と配列の違いで、ここまでお客さんに与える印象が変わるのです。
まとめ
人は商品・サービスを2度買っています。
1度目は頭の中で買っていて、2度目になってはじめて、自分の財布を開いて実際の商品・サービスを買うのです。
多くの売れない商品・サービスというものは、この1度目でお客さんに買ってもらうことに失敗しています。
お客さんの立場からすれば、あなたが売ろうとしている商品が「どういう商品であり、どんなメリットがあるのか?」が全く分からないのです。
人は自分の頭の中で想像できないものに、自分のなけなしの金を使って商品・サービスを買うことはできません。
セールスライターの最大の武器であるセールスライティングを磨いて、商品・サービスの魅力を具体的な言葉として引き出し、それをお客さんの立場から見て、分かりやすく魅力的に配置していきましょう。
その作業があってはじめて、商品・サービスは売れていくのです。
そして、セールスライターの存在意義は、情報を引き出す能力、言葉を適切に表現し、配列する能力によって、商品と見込み客の出会いを数多く作り出すことにあるのです。
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