物語から学ぶセールスライターの心得1:一休和尚の遺言

今回から「セールスライターに不可欠な心得」を物語を通して、紹介していこうと思います。

なぜ、物語なのか?理由は3つあります。

1つ目は「桃太郎」や「鶴の恩返し」など、子どもの頃に聞いた昔話を僕たちが今でも覚えているように、物語は人々の記憶に残りやすいという特徴があるからです。

2つ目は、「嘘をついてはいけない」「努力しなければいけない」など、誰にとっても大事な教訓を人に伝えるには物語がピッタリだからです。

なぜなら、人は誰にとっても耳障りのいい教訓を言われると、それを「綺麗ごと」「そんなことは分かっている」と反抗的な姿勢として受け取ってしまうからです。

あなたも子どもの頃、親から「勉強しなさい!」と言われ時、心の中で「そんなこと分かってるよ」と反抗したことはないですか?

でも、物語であれば人は自然と興味を持って聞いてくれて、その物語で語られる教訓を自分の体験と照らし合わせて考えてくれるのです。つまり、話が押し付けがましくならないで、自然な形で相手の心に届けることができるのです。

3つ目は、物語は人に伝えやすいという特徴があるからです。

僕は学校で習った難しい公式は思い出せなくても、当時通っていた学校の先生が語ってくれた物語は今でも記憶に残っています(ちなみに、僕が記憶に残っているのは、先生が朗読して聞かせてくれた戦争の悲しい物語です。先生が涙を流しながら語ってくれたその姿とともに、その物語のあらすじは今でも僕の記憶に焼き付いています)

さて、前置きが長くなってしまいましたが早速、今回の物語を紹介したいと思います。

目次

物語:一休和尚の遺言

一休和尚の遺言

一休和尚が臨終の時 、 「仏教が滅びるか 、大徳寺が潰れるかというような一大事が生じたら 、この箱を開けなさい 」と遺言を述べて 、一つの箱を弟子に手渡した 。

それから長い歳月が経過し 、大徳寺の存続に関わる重大な問題が起きた 。にっちもさっちもいかなくなったとき 、和尚の遺言を思い出し 、寺僧全員が集まって厳かに箱を開けることにした 。中に入っていたのは一枚の紙だった 。そこに書かれていたのは 「なるようになる 。心配するな 」という一文だった 。

まず、為すべきことを為せ。そうすれば、なるようになる。

世の中、ある程度長く生きていれば「自分の思い通りにならない出来事」と「頑張ればなんとかなる出来事」があることに気付きます。

そして、それはセールスライターの仕事でも何の仕事でも共通しています(あなたのビジネスもそうですよね?)

セールスライターは率先垂範が基本

例えば、お客さんがセールスライターに期待することは想定の投資金額内で、できるだけ多くの顧客や見込み客を獲得することです。

それができなければ、セールスライターとしてのあなたがどんなにいい人でも、美しいホームページやパンフレットを作ろうとも、メチャクチャ仕事が早くても、お客さんを豊かにすることはできません。

セールスライターという職業(キャリア)は主にお客さんの集客をお手伝いすることによって、お客さんを豊かにさせることのできる職業(キャリア)です。そして、その結果、自らも豊かになっていくというシンプルな職業(キャリア)です。

だから、セールスライターとして成功したければ究極、「自分は書くことが専門家です」「自分はマーケティング施策を考えることが専門家です」とごちゃごちゃ言ってないで、集客するためのあらゆる方法を自ら試し、経験する必要があると僕は思っています。

セールスライターはお客さんの集客のお手伝いをすることが仕事です。でも、セールスライターはそれだけでなく、自らのセールスライターとしての知識・スキル・経験を市場にいる見込み客(主に起業家・個人事業主・マーケティング担当者)に対して、売り込み続けなければならないと思っています。

だって、お客さんに「集客はこうやるんですよ」と言ってお客さんの金でリスクを負わせておきながら、自分自身では「金がかかる」「面倒くさい」「自信がない」、「時間がない」と言い訳をして、何のマーケティングやセールスをやらないのは本末転倒ですよね?(自分がやらないことを人に勧めて、人の金から手数料をもらうだけなんて、かっこ悪いですよね?)

あなたはそんな口先だけのセールスライターに、自分の稼いだい大切なお金を託したいと思いますか?

僕だったら絶対に嫌です。

人は口先では色々なことを言えますが、本当にその人に自信と情熱があるかを知るには、その人が実際にやっていることを見ることが一番です。

つまり、率先垂範しているかどうかが大事なのです。

だから、セールスライターとして本物の実力を身につけるためには、お客さんの集客を手伝うことだけでなく、自分のセールスライティング・ビジネスも積極的にマーケティング、セールスし続ける必要があるのです。

具体的には、セールスライティングの代行の報酬としてお客さんから毎月、10万円をもらっているのであれば、そのうちの1万円でも新しい広告でも、集客のための勉強会でも自ら投資して試していくべきだと思います。

問題解決力は日々の挑戦によって、育まれる

ビジネスをやっていれば、大口の顧客との契約がなくなった。トップセールスマンが競合に移ってしまった、相当な資金を投じて行なったキャンペーンが大コケしたなど、様々な問題が起こります。

そして、そうした問題は小手先の知識だけでは、なかなか解決することができません。

なぜなら、問題を解決させるためには知識だけでなく、それに対象する人の姿勢や考え方も含めて、総合的な力が求められるからです。

だから、それらの問題を解決する方法は究極、あなた自身が実際の体験として掴んだ知恵しかありません。

まとめ

セールスライターとしてお客さんの集客を手伝う仕事でも、自分自身のビジネスを成長させる仕事でも、日頃から「やれることは全部やろう」という心得で仕事をしていれば、一休和尚の遺言にあったように、

「なるようになる 。心配するな 」

という心構えが自然にできて、どんな問題が目の前に現れても、右往左往することなく、その問題に冷静に対処することができるようになるのです。

逆に、日頃から自分自身の仕事をごまかしていたり、怠けていれば、一休和尚の遺言、

「なるようになる 。心配するな 」

という言葉を聞いても、ただの気休めにしか聞こえないでしょう。

あなたはプロのセールスライターとして、どちらを目指しますか?

「なるようになる 。心配するな 」

を自分を信じる言葉として受け取るのか?

ただの綺麗事、気休めの言葉として受け取るのか?

すべてはあなたの姿勢と考え方、そして日々の行動にかかっているのです。

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