見出し(キャッチコピー)こそ、セールスレターの要素の中で最も重要な部分です
見出し(キャッチコピー)は、セールスレターにとって最も重要な要素です。
なぜなら、あなたが新聞や雑誌を読むときのことを想像してもらえれば分かると思いますが、見出し(キャッチコピー)であなたの関心を引くことができなければ、その後の文章は決して読まれることはないからです(見出しがつまらなかったら、本文を読もうという気持ちにならないですよね?)
つまり、見出し(キャッチコピー)はセールスライターにとって、これまで自分の時間と労力を使って、一生懸命に書いてきたセールスレターが「読まれるか?」、「読まれないか?」、生死を左右する重要な一文なのです。
良い見出し(キャッチコピー)かどうかは、どうやって評価すればいいのか?
でも、自分が書いた見出し(キャッチコピー)が「良いのか?」「悪いのか?」を事前に知る方法はないのでしょうか?
安心してください。
見出し(キャッチコピー)をある程度の精度で「うまくいくか?」、「うまくいかないか?」を事前にチェックすることは可能です。
これから、その方法を分かりやすいように、そして、実務で活用しやすいように「チェックリスト形式」で紹介したいと思います。
究極、セールスレターは市場に出してみるまで分かりません。
でも、先人がこれまで、様々な試行錯誤をしてきてくれてますので、その試行錯誤の成果を凝縮した「チェックリスト」を事前に入手することができれば、あなたは「する必要がない失敗」を避けることができるのです。
見出し(キャッチコピー)で失敗しないための「12のチェックポイント」
1.広告を読めばベネフィットか見返りがあることを、見出し(キャッチコピー)で明らかにしているか?
よくマーケティングの言葉に「ドリルを売るな!穴(穴を簡単に開けられるというベネフィット)を売れ」と言われるように、人は商品・サービスを買うのではありません。いつだって、ベネフィットを買っているのです。
2.見出し(キャッチコピー)は明瞭でストレートか? 言いたいことを手短にシンプルに伝えているか?
見出し(キャッチコピー)に与えられている時間はせいぜい5秒程度です。その5秒で、必要なことを手短にシンプルに伝えることに成功しなければ、その先を読んでもらえることはありません。
3.見出し(キャッチコピー)はこれ以上具体的にできないか?(「3週間で 5kg減量」は「すばやく減量」よりいい)
見出し(キャッチコピー)を具体的にすることは信頼性を高めると同時に、より「それは自分が悩んでいたこと、もしくは望んでいたことだ!」と感じてもらえやすくなります。
4.力強いセールスメッセージ、斬新でドラマチックな表現で読み手に訴えかけ、注意を引きつけているか?
見出し(キャッチコピー)はある意味、「客引き」です。嘘や誇大表現はいけませんが、読み手の注意・関心を引きつけるような言葉を選び抜いてください。
5.論理的に考えて見出し(キャッチコピー)は商品に関連のあるものか? (大げさな表現で読み手を引きつけて、それと実際の商品が食い違う「扇情」見出しを避けよ)
見出し(キャッチコピー)は最終的に商品・サービスのお試し、無料資料請求、直接的な商品・サービスの販売など、あなたが読み手にして欲しい行動に結びついている必要があります。
6.見出し(キャッチコピー)とビジュアルはうまく連携して全体の販売コンセプトを築き上げているか?
「人は見た目が9割」と言われるように、「セールスレターも見た目が9割」です。必要以上にデザインに凝る必要はありませんが、「怪しい雰囲気がないか?」「シンプルに伝えたいことを伝えられているか?」をチェックしていきましょう。
7.見出し(キャッチコピー)で読み手の好奇心を喚起してコピー本文に誘導できているか?
見出し(キャッチコピー)の役割は、注意を引きつける、対象者を絞り込む、必要なことを全て伝える、そしてコピー本文に誘導することにあります。
8.見出し(キャッチコピー)で対象者を選別できているか?
八方美人なセールスコピーは誰の心にも届きません。ミュージシャンの歌詞が万人向けではなく、特定の人物の心の内を描写するように、メッセージを届ける相手を具体的に特定し、見出し(キャッチコピー)で呼びかけていきましょう。
9.見出し(キャッチコピー)にブランド名は入っているか?
ブランド名を入れることによって、読み手にそのブランド名を認識してもらえやすくなります。(例:【保険ナビ】保険選びで失敗しないための10のチェックポイント)
10.見出し(キャッチコピー)に広告主の名前は入っているか?
広告主名を入れることによって、読み手にその広告主名を認識してもらえやすくなります。(例:【ABC生命保険】保険選びで失敗しないための10のチェックポイント)
11.ブラインド見出し(キャッチコピー)を避けよ。ブラインド見出し(キャッチコピー)とは、その下の本文を読まなければ何のことだかさっぱりわからない見出し(キャッチコピー)を指す(「手を貸してください」はブラインド見出しの代表例で、フェイシャルパウダーの広告に使われていた)
見出し(キャッチコピー)だけを読んで、何のことだか意味のわからない文章を書くことは絶対に避けましょう。なぜなら、読み手は意味がわからないので、あなたの見出し(キャッチコピー)は無視されることになるからです。
12.無意味な言葉遊び、駄じゃれ、小細工など妙なトリックを使うな。面白い広告には一役買うかもしれないが、これで商品は売れない
見出し(キャッチコピー)は読み手の興味・関心を引きつける必要があります。でも、だからといって小細工をして、読み手の興味・関心を引きつけても意味がありません。必ず、あなたが売りたい商品・サービスにつながるような見出し(キャッチコピー)を書いていきましょう。
まとめ
以上、見出し(キャッチコピー)で失敗しないための「12のチェックポイント」を紹介しました。
多くのセールスライターは、本文を書くことに必死で、最も重要な見出し(キャッチコピー)を「えいや!」で書いてしまいがちですが、見出し(キャッチコピー)こそ、最も時間をかけて考えるべき重要な要素なのです。
この見出し(キャッチコピー)で失敗しないための「12のチェックポイント」を素晴らしい見出し(キャッチコピー)を書くことに活用してください。
追伸
見出し(キャッチコピー)の書き方については、こちらの3つの記事を参考にしてください。
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