だからコンセプトなんだよ!バカ!

From:HIRO

いきなり乱暴な言葉を使ってしまって、すいません。

でも、これはセールスレターを書く上では、非常に重要なことだったので、あえて強い言葉を使いました。

セールスレターでは何よりもまず、一番初めに「コンセプト」を明確にしなければなりません。

コンセプトとは、「誰に何を伝えるのか、そして、それはなぜか?」という質問に対するあなた自身の「答え」のことです。

曖昧な「答え」ではダメですよ。

「誰に何を伝えるのか、そして、それはなぜか?」

これは、とてもシンプルな質問ですが、この質問に対するあなたの「答え」は具体的に、しかも、細部のリアリティ(具体的・現実性)まで追求して答えるようにしてください。

たとえば、ASKUL(アスクル)の場合はこうなります。

 

  1. 誰に伝えるのか?

 文房具、飲料などオフィスで必要となるあらゆるものをそれぞれのお店に買いに行くのは面倒で大変だ。「誰か一括で持ってきてもらえないかな?」と思っている人

  1. 何を伝えるのか?

「オフィス用品を明日お届けします」

購入してから、当日か翌日に商品をお届けします。一部地域に限り、翌々日のお届けになります。

  1. それはなぜか?

アスクルは、オフィス向け・個人向けの事務用品を通販している会社です。必ずしも最安値で商品を販売しているわけではありませんが、様々なメーカーの商品を一括してお届けできます。それから、多くのお客様の願いである「今すぐに欲しい」というニーズに対応するために、最短で「明日、お届けする」ことが可能です。

 

「誰に何を伝えるのか、そして、それはなぜか?」

あなたのビジネスは、このシンプルな質問に対して、はっきりと明確に答えることができますか?

もし、まだ答えることができなくても心配しないでください。

シンプルな質問ですが、それに答えることは簡単なことではありません。

先に挙げたASKUL(アスクル)も元々は、プラス株式会社の完全子会社としてプラス工業株式会社のオフィス用品だけを売っていました。

しかし、ASKUL(アスクル)はビジネスを続ける中で、

「お客様の欲しいものは、プラス工業株式会社のオフィス用品だけじゃない。あらゆるメーカーのオフィス用品が欲しいんだ。しかも、今すぐに」

ということに気づき、現在の姿にビジネスを進化させてきたのです。

「誰に何を伝えるのか、そして、それはなぜか?」

という問いに答えることは、簡単なことではありません。簡単なことではありませんが、答える価値のある質問です。

プロのセールスライターであれば常に、この質問を頭に入れて、日々の仕事の中でお客さん、そして商品・サービスと向き合うことが必要なのです。

ぜひ、粘り強く続けていきましょう。

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